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未来を生きる君たちへ 2011/09/10

未来を生きる君たちへ を観ました。

havnen

2010年の デンマーク=スウェーデン映画。

スサンネ・ビア監督作品です。

第83回アカデミー賞外国語映画賞を受賞してます。


~~~~~~~~~~~~~~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~


デンマークに住んでいる医師のアントンは、赴任先のアフリカで

言いようのない暴力の被害者に心を痛めていた。

一方、アントンの息子のエリアスは学校でいじめを受けていた。

そこへ母親を癌で亡くした少年クリスチャンが転校して来て

エリアスのいじめに遭遇し、いじめた少年を殴り倒してしまう。

母親を亡くしたことで心に闇を持つ少年クリスチャンと、

父親不在でいじめに遭い孤独だったエリアスは意気投合するが

エリアスの父アントンは暴力は無意味だと二人に諭すのだった。

そんな時赴任先アフリカで地元の悪党“ビッグマン”が足を負傷して

アントンの元へやってくる。周囲に反対されながらも彼を治療する

アントンだったが。。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


キャストは
 

医師アントンに、ミカエル・バーシュブラント。
 
別居中の妻マリアンに、トリーネ・ディアホルム。
 
いじめを受けているアントンの息子エリアスに、マークス・リーゴード。
 
母を亡くした少年クリスチャンに、ヴィリアム・ユンク・ニールセン。

クリスチャンの父親クラウスに、ウルリク・トムセン。

などなど。



原題は、HÆVNEN

デンマーク語で復讐です。

英語のタイトルは In a better world(より良い世界で)

そして日本語のタイトルが 未来を生きる君たちへ




どれも意味はあってる気がします。

デンマーク語のタイトルはそのまんまですけど。


そう、これは復讐の話なのです。


医師アントンの息子のエリアスは

学校でいわれのないイジメを受けています。
 

お父さんがスウェーデン人だから。

前歯を矯正中だから。



アントンはアフリカで働いてて不在がちだし

デンマークに帰って来ても

母親のマリアンとは別居中なのです。

havnen3

↑ エリアス                 ↑ 母親のマリアン


大好きな父親といつも一緒にいられなくて寂しいエリアス。

せめて父親と母親が仲直りしてくれたらいいのに、と

願っています。
 

havnen4

↑ アントン             ↑ マリアン


一方、母親を病気で亡くしてから

父親を逆恨みして心を開こうとせず

暗い瞳の少年クリスチャン。

havnen2

↑ 父親クラウス           ↑ クリスチャン



転校先でいじめを受けているエリアスを見て

ふつふつと黒い思いをたぎらせます。


そしてある日、

いじめっ子がまたエリアスをいじめようとしてるのを見て

クリスチャンは背後から自転車の空気入れで乱打。

そのうえナイフを取り出して突きつけたりしたのです。


クリスチャンの殺意に恐れをなしたいじめっ子は

しょせん子供。

それ以来エリアスをいじめることはなくなりました。


暴力が勝利する瞬間。


「暴力は何も解決しない!」

とクリスチャンの父は言うけれど

抵抗しなければもっと殴られたしいじめは続いてた…


クリスチャンとエリアスは

自分たちの正しさに自信を持ってしまいます。


仲良くなった二人は

デンマークに帰って来てたアントンと

弟のモルテンと一緒に港へ出かけました。

havnen6

↑ アントンと息子二人 + クリスチャン


ちょっと目を離した隙に弟のモルテンが

よその子とケンカ。

止めに入ったアントンを何とそのよその子の父親が

理由も聞かずいきなり殴りつけたのです。

havnen7

↑ いきなり殴って来たオヤジ
 

言い争っても仕方ないので

その場を立ち去って難を逃れるアントン。


それを見ていたエリアスとクリスチャンは

やり返すべきだ!とアントンに迫ります。


本当はムカッときてるアントン。

でもここで暴力ふるったら相手と同じレベルに

落ちちゃいます。

ここは教育のためにもお手本を見せないと!

ということで、再度暴力オヤジを訪ね

なんと再度殴られます。


そして「ほら見てごらん。全然痛くないんだよ

あいつは最低で殴るしか能のないバカなんだ。」

と子供達に笑ってみせたのです。


小さな弟のモルテンは素直に納得したけれど

到底納得出来ないエリアスとクリスチャン。


殴られて痛くないなんてウソだ!

あいつがバカだっていうなら

本人にバカだって思い知らせてやらなきゃダメだ!!
 


やがて二人の思惑は危険は行動へと変わり

もはや後戻りできないところまで行ってしまいます。


子供達の考え方と行動は純粋さから来てるだけに

もう見てるこっちがお腹痛くなってしまいます。

havnen5

      ↑ エリアス    ↑ クリスチャン

クリスチャン役のヴィリアム君が

暗くて繊細な雰囲気でとっても良かったです!


いじめられっ子のエリアスも

前歯が出てるから「ネズミ顔」なんていじめられてたけど

ちょっとカイル・マクラクランに似てていい顔。


子供の世界って残酷ですよね。

いじめとかえげつなかったりするし、逃げ場もないし。

そんな彼らが暴力で問題を解決できてしまったとき

こうするべきなんだ!と思い込んでしまうのも

無理のない流れだったのかもしれません…。


一方、アフリカで医師として働くアントンは

この国の無秩序で暴力が支配する現実を

目の当たりにしています。

havnen1

誰もが知っている大悪党である“ビッグマン”が

足を負傷してキャンプに来た時

彼を治療したのは医師である本能からだったと思います。


怒りのあまり暴力をふるうのは

愚かなことだとわかっていても

後半彼のとる行動はとても感情的です。


何が正しいことなのか?

本当に復讐はいけないことなのか?



暴力と復讐と。

とっても重いテーマだけど

最後まで観てると希望もあります。
 

家族で支え合うこと。

誰かを大切に思うこと。

その気持ちがあればきっとより良い世界を築くことができる…。




havnen8


余談だけど、デンマークのシーンで

アントンが一人だけスウェーデン語で話してるのが

すごく気になりました!

他の人はみんなデンマーク語なのに。


これって日本に来てもかたくなに英語で話す

外人さんみたいなもの??


たぶん北欧同士なので言葉は似てて大体通じてるみたいだけど

暴力オヤジがアントンの話の途中で

「スウェーデン野郎が何言ってるかわからねーよ」

って言ってたし。


妙なところで面白いなーと思いながら観てました。

ちなみにこのアントンを演じたミカエル・バーシュブラントさんは

スウェーデンの有名な俳優さんらしいです☆☆☆





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