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太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 2011/03/05

太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- を観ました。

taiheiyono

2011年の日本映画。

平山秀幸監督作品です。


戦争映画はちょっと避けてたフシがあったので

(なんと硫黄島も星条旗も観てない!)

とっても久しぶりに観た、という感じです。



~~~~~~~~~~~~~~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~


太平洋戦争末期。1944年6月。

大場栄大尉は、サイパン島でアメリカ軍と戦っていた。

圧倒的な兵器・兵力差のもと、日本の劣勢は明らかになり

サイパン守備隊幹部は日本軍玉砕命令の後自決する。

大場大尉も戦死を覚悟で突撃するが、玉砕を覚悟していたのに

生き延びてしまう。

その後大場大尉は、生き残った兵士47人と合流し

はぐれものの兵士堀内今朝松らと、山に逃れた民間人を守りながら

戦い抜くが。。
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



キャストは


大場栄大尉に、竹野内豊。
 
堀内今朝松一等兵に、唐沢寿明。

金原少尉に、板尾創路。

永田少尉に、光石研。

木谷敏男曹長に、山田孝之。

尾藤三郎軍曹に、岡田義徳。

山に潜む民間人 大城一雄に、ベンガル。

山に潜む民間人 奥野春子に、中嶋朋子。

山に潜む民間人 青野千恵子に、井上真央。

捕虜になった日本人 馬場明夫に、酒井敏也。

捕虜になった日本人 元木末吉に、阿部サダヲ。

アメリカ軍 ハーマン・ルイス大尉に、ショーン・マクゴーウァン。

アメリカ軍 ポラード大佐に、ダニエル・ボールドウィン。

アメリカ軍 ウェシンガー大佐に、トリート・ウィリアムズ。


この映画、日本側の視点とアメリカ側の視点

両方を描いていて、アメリカ軍でのシーンは

チェリン・グラック監督率いる米国ユニットが撮影してるそうです。


日本側の話はもちろん竹野内豊さん演じる

大場大尉を中心に進んでいきますが

アメリカ側の話で中心になるのが、

日本に2年の留学経験を持ち、日本語を話せるという

ルイス大尉。

taiheiyono2

この人の存在は大きいですよ~。



アメリカ人同士の会話なのにいきなり

「ニホンジン ハ イチゴイチエ デ~ス!」

とか片言の日本語で言い出したりして、

かなりの日本びいき。


日本のことをよく理解してるということで

上官のポラード大佐から呼ばれます。


アメリカ人のポラード大佐からしてみれば

劣勢とわかっていても降伏せずに戦い続ける

日本軍が理解出来ないのです。


負けるとわかっていて攻撃してきたり

攻撃前に幹部が自決したり

民間人が捕虜になるのを拒んで集団自殺したり。



どうしてなんだ?と聞くポラード大佐に

ルイス大尉がポケットから取り出したのは

将棋のコマ。


ちょっと得意げに

「これはジャパニーズ・チェスです」
とか言いながら

日本人がいかに天皇に忠実で誇り高い部族であるか

将棋のコマを使って独自の解釈を聞かせます。


ちょっとムッとするポラード大佐。


「オレはサイパンまでチェスをしにきたんじゃない!」


せっかく教えてあげたのに怒られてしまいました。。。



一方、アメリカ軍に不思議がられている日本軍。

大場大尉とその部下達は全員死ぬ覚悟で

アメリカ軍に奇襲攻撃をかけます。


かなりのダメージをあたえたものの焼け石に水。

日本軍はほぼ壊滅しますが

大場大尉は生き延びてしまいます。


自分が生きてるとわかったとき

あんなに死ぬのなんて怖くないと思っていたのに

アメリカ兵の声が聞こえたら

思わず死体に隠れてうずくまる大場大尉。


この時から大場大尉は「命」というものを

意識しはじめます。
 

日本軍の兵士達はとにかく戦って死ぬことを

誇りとしていますが

戦いで死ぬ事が目的なんじゃない、

勝つために戦うんだ!


そのためにはみんな生きていなければ。。



そんな思いが沸いたのだと思います。


その粘り強さと素晴らしい統率力から、

アメリカ軍に“フォックス”

呼ばれるようになる大場大尉。


もう一人アメリカ軍から“サイパンタイガー”

と呼ばれて恐れられる兵士がいます。

(映画ではその呼び名は出てきませんが)

taiheiyono3

  ↑ ↑ サイパンタイガー

まさかの唐沢寿明さんが

スキンヘッドに大阪弁ではぐれものの兵士を熱演!

なかなかのインパクトでした。。



他にも、大場大尉と合流する金原少尉役に

なんと板尾さん!!


今回はまったく笑いなし

まじめに兵士役を演じていました。

ほんといろんな映画に出てるなあ、板尾さん☆


その他には捕虜となった日本人で唯一英語を喋れる役

阿部サダヲ
が出ていたり、

山に潜む民間人役で中嶋朋子が出ていたり、


アメリカ軍の攻撃で家族を亡くして

復讐に燃える若い看護婦役で井上真央が出てます。

taiheiyono1

↑ ↑ 殺伐オーラを出しててなかなかいい感じ。
 

井上真央演じる青野千恵子は
 
空爆された民間人のアジトを心配して戻ってきた大場大尉に

「今さら何しにきたんですか!」

とお門違いな怒りをぶつけたりします。



この映画、資料なんかを見ていると

わずか47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄した!

とか派手なことが書かれて

ものすごくスペクタクルな戦闘シーンとか想像してしまいますが

映画ではそんなシーンはあまり出てきません。


なので、なぜ大場大尉がそこまでアメリカ軍に

一目置かれるのかちょっとわかりにくいです。


それに、残酷シーンや悲惨なシーンもほとんどなく

(崖から集団自殺、とか会話の中で出てくるだけ)

とにかくあまりにもアメリカ兵がいい人達すぎるので

なぜ大場大尉と民間人達がここまで苦労して

山に潜伏して抵抗しているのか

次第にわけわからなくなってきます。



山の中での生活は水も食糧もなく過酷なのに

捕虜になるとアメリカ軍キャンプの清潔なベッドで寝れて

病人は手厚く介護してもらえたりするのです。


じゃあもっと早く降伏した方がよかったのでは。。


とか思ってしまう時点で

ちょっとこの映画は失敗してると思います。


日本側とアメリカ側、両方の視点で描いたために

映画としてはメリハリがなくなってどっちつかずに

なってしまったような気がします。


実際のロケは本当に過酷で

50℃を超える気温の中で撮影だったそうですが

竹野内豊が男前すぎるせいか

そんな大変さもいまいち伝わってこない。。


板尾さんと阿部サダが普通の役なのも

私にはちょっともったいなく感じられる。



でも、

憧れの“フォックス”に対して

ルイス大尉が敬意をこめて

「あなたは200人の日本人の命を救いました。」

と言った時


「それ以上の(アメリカ兵の)命を奪いました。

 私はこの島で褒められるようなことは何もしてません。」

と答えた大場大尉。


その言葉がこの映画のテーマだとしたら

それはものすごく納得できると思いました。


 
戦争はダメ!ぜったい!星みっつ!(★★★)
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comment

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偶然

つい最近、この「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」を勧められたんですよぉ(・`∀´・)

でもヨヨン、「オススメの時代劇」って言ったんだけど、こういうのも時代劇に入るのかしらv-361v-361v-361(-◎∀◎)

どうなんでしょうv-361あっちゃん先生

んで、また板尾さんかい!(´∀`)っビシッ!!

変な俳優より良く出てくるなぁ~((( ((;゚Д゚))) ))

あっちゃんも高評価v-433なら、こりゃ~マジんこでCHECKせなあかんみたいやなぁ(ΦωΦ)

ヨヨちゃん♪♪

うーむ、時代劇っていうとおもわずちょんまげとか思い出しちゃうよねっ^^

70年足らず前の話だけどこれも時代劇なのかなあ。。

私はこの映画、実は高評価ではないのよ~。(星みっつは大抵のものにつくの★★★)

実在する大場大尉という人は本当に尊敬に値すると思うんだけど、

映画ではあまりそれが伝わってこないように思えたんだよね。

でもこういうことがあったんだ!ってことを知るにはいい映画だと思う。

そして板尾さん!!

私の観る映画って板尾率高いよねえ☆

こんにちはヾ(^∇^)
書き込みお許し下さいませ。
戦争映画は観る方にも覚悟がいりますよね。今回は生き残る話と知っていたし、日米両方の監督が創ったから冷静に観られました。むしろ淡々すぎましたが。
おっしゃるとおり、
「戦争は絶対によくない!」
ですね。

愛知女子さん♪♪

こんにちは~♪
コメントありがとうございます!
愛知女子さんもこの映画の記事を書いておられましたよねっ
同感しながら読ませていただきました~。
そうなんです。戦争映画って観るのに勇気いりますよね。。
この映画なんて特に両方いい人ばかりだったので
本当にせつなかったです。
二度とこんなことが起こらないように祈るばかりですね!
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