ブラザーズ・ブルーム を観ました。

2009年のアメリカ映画。
ライアン・ジョンソン監督作品です。
~~~~~~~~~~~~~~~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~
詐欺師兄弟のブルームとスティーブン。
子供の頃ふとしたことからついたウソで「完璧な詐欺は皆を喜ばせる」
という信念を見出してしまいます。
でも20年の月日が経ったある日、弟のブルームはさすがに詐欺師としての
自分の人生に嫌気がさし、引退を決意。
しかし兄スティーブンと仲間のバンバンに居場所がばれ、
「これで最後だから!」と新しい仕事の話を持ちかけられます。
その標的である天涯孤独の大金持ち、ペネロぺは一風変わった孤独な
美女で、ブルームはカモである彼女を好きになってしまいますが…。
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キャストは
弟のブルームに、
エイドリアン・ブロディ。 兄のスティーブンに、
マーク・ラファロ。 大富豪ペネロペに、
レイチェル・ワイズ。詐欺仲間のバンバンに、
菊地凛子。“キュレーター”メルヴィルに、
ロビー・コルトレーン。 宿敵ダイアモンド・ドッグに、
マクシミリアン・シェル。などなど。
子供時代の兄弟のエピソードから
ニヤリって感じなのですが
大人になった兄弟
似てなさすぎですね! ↓↓
左:兄スティーブン 右:弟ブルーム
この、見た目が全然似てない兄弟☆
仲良くコンビで詐欺を続けてきましたが
20年たってやっと仲間割れ。
もう引退する!と言い張るブルームに
これが最後だから!とスティーブンが持ちかけたのは
孤独な大富豪美女ペネロペをカモにすること。
↑↑ ペネロペさん。暇を持て余しています。あまりにも孤独であんまり人と接する機会のないペネロペさん。
趣味はなんと
他人の趣味を習得すること!
お金と時間は有り余ってるから
何でも器用にこなしちゃうペネロペさんですが
なぜか車の運転だけは全然上達せず!そこにつけこんでペネロペに近づく弟のブルーム。
兄の狙い通り(?)ペネロペに惹かれていきます。

もちろんペネロペさんも自分に興味を持ってくれるブルームに
面白いように簡単に惹かれていきます!
そして仲間の詐欺師も巻き込んで
大掛かりな詐欺を決行。

↑↑ 左:バンバン(菊地凛子) 右:メルヴィル(ロビー・コルトレーン)
このメルヴィルさん、どこかで見たと思ったら
ハリポタのハグリッドさんじゃないですか!普通の人サイズだと気が付きませんでした。。
(いや、充分大きいですけど)
それにしても、この詐欺師仲間のバンバンを演じてる
菊地凛子さんが
驚くほど可愛いです!!
セリフはほとんどなし☆
日本人で爆破のエキスパートという役どころ。
昔から喋らない東洋人っておいしいキャラですが
若い女性がそんなキャラを堂々とこなすとは痛快です!

日本人だけど金髪だし(笑)
背も高くて主役に全然負けてない存在感!
「バベル」(聾唖者役)で評価されたあとに
また喋らない役ということで、菊地さん本人は
この映画の出演を懸念してたらしいんですけど
出て絶対正解だったと思います。正直、今までドラマとか映画でも大して魅力を感じてなかったのが
この映画では
ハート鷲掴みにされました☆
↑↑ この映画の中で一番目立ってるかも!オシャレで小粋な仲良し詐欺師兄弟。
弟思いの兄が、最後にしかけた詐欺とは。。。
「完璧な詐欺は皆を喜ばせる」 兄スティーブンのこの信念は通じるのでしょうか。
ストーリーは複雑に絡み合ってくるので目が離せません。
そうして迎える結末はとても意外なものでした。。

なんか上の三人の軽妙な仕事ぶりを
いつまでも観ていたくなりました。
たとえどんなことが起こっても
「…なーんてね!」って言いそうな気がする。
確かに完璧な詐欺は人を幸せにするのかもしれませんね。
菊地凛子さんがかわいいです!☆☆☆
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