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お葬式 2011/01/09

お葬式 を観ました。

osousiki

1984年公開の日本の映画。

伊丹十三監督の初監督作品です。

伊丹監督はその後も奥さんの宮本信子さんと組んで

タンポポ、マルサの女、あげまんなどのヒットを飛ばしましたね☆


「お葬式」のストーリーは至ってシンプルです。
 

~~~~~~~~~~~~~~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~


女優の雨宮千鶴子の父親が突然亡くなったため

俳優である夫の井上侘助と親族とともに伊豆の別荘で

お通夜とお葬式の準備にとりかかることになる。

マネージャー里見やハウツービデオの力を借りつつ

無事に式を終わらせようとする侘助と千鶴子だったが…。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


だったが…
と書きましたが

特に何か大事件とかどんでん返しが起きるわけではありません。

本当に、人が亡くなって親族がお葬式を出すという

日常どこででも起こりうる出来事を描いています。


でもそれがとっても面白いのです。

特に笑わせるシーンはないし、みんな至って真面目なのですが

なんかクスっと笑えてしまう。


主人公は俳優と女優の夫婦という

あまり世間一般じゃない設定ですが

ハウツービデオを見て(マネージャーが用意してくれた??)

「ああ~親族ってこう言えばいいんだ~

とか納得してる姿を見ると妙に親近感が沸きます。


お葬式って本来は悲しみに包まれているものなんだけど

親族が久しぶりに集まると何だか楽しい雰囲気になったり

何かとやり方に反対ばかりする親族がいたり

弔問客が酒飲みでなかなか帰らなかったり

あーあるある!!って頷きたくなることばいっぱい。

この辺の描き方が秀逸だな~と思います。


女性達が準備の合間に屋根に登ってはしゃぐシーン。

これって何の集まりでしたっけ?と忘れそうになるくらい

楽しそうです。

モノクロで印象的。


それから夫の浮気中に(こんな時に!)どこか物憂げな表情で

ブランコに乗る喪服の妻。

印象的なシーンがいっぱいあります。

ひとえに役者さんの巧さ、というのもあると思いますが。


キャストは

父を亡くした女優・千鶴子に宮本信子。

その夫の俳優・侘助に山崎努。

千鶴子の母役に菅井きん。

千鶴子の父役に奥村公延

千鶴子の父の兄役に大滝秀治。

千鶴子、侘助のマネージャー役に財津一郎。

千鶴子の妹役に友里千賀子。
 
近所の主婦キヨちゃん役に海老名美どり。

千鶴子のいとこ茂役に尾藤イサオ。
 
茂の兄役に岸部一徳。

火葬場職員に小林薫。

千鶴子の父に病院を紹介してあげる近所の木村先生役に津川雅彦。

侘助の愛人役に高瀬春奈。

住職に笠智衆。


昔の人達ばっかりだけどすごい顔ぶれですねー。

たまたま「ヤマト」を観た同じ日に観たので

侘助役の山崎努にびっくり!

沖田艦長、若っ!!!


もう27年前の映画ですもんねー。

そりゃ若いはずだ☆


セクシー担当の高瀬春菜にもびっくりしました。

何がびっくりってそのおしりと太もものセルライト!!

お世辞にもきれいとはいえませんよう~。

何か見てはいけないものを見てしまったような気がします。


すごいと思ったのはやっぱり宮本信子さんですよねー。

なんか演技がちょっと昭和な感じしますけど

(実際昭和なんだから当たり前)

決して絶世の美女というわけではないのに

その存在感と魅力はすごい!!


この人は本当に根っからの女優さんなんだと思います。

演技することが息をするくらい自然に出来るというか。

きっと印象的な美人顔ではないからこそ

どんな役でも何でもこなせるんですよね~。


映画の中で島倉千代子の歌を歌って踊るシーンがあるのですが

その流れるような手つきから目が離せなくなりました。

踊るのも演技するのもセンスだと思います。

こういう手つきが出来る人ならきっと

ヒップホップダンスを踊らせても上手く踊れるはず!!


久々にザ・女優ともいうべき演技と存在感を堪能しました。

こういう貫禄のある女優さんって最近では

なかなか思い浮かばないですよねー。


そうそう、千鶴子の妹役で出てた友里千賀子さんが

なぜかソバカスメイクをしてました。

「マルサの女」で宮本信子さんがしてたので

すごく印象的だったんだけど、こっちが先だったのか!

伊丹監督ってソバカス好きなのかな?


近所のキヨちゃん役で海老名美どりが出てきた時思わず

「あっ泰葉!」って叫んじゃいましたけど

お姉ちゃんの方だったんですね。そっくりだなー。


極力お葬式とは縁遠くありたいですね…。星みっつ!(★★★)
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シャオ夫人のお葬式大作戦! 2010/11/20

シャオ夫人のお葬式大作戦! を観ました。

dimsumfuneral

2008年のカナダ映画です。

パッケージやタイトルからしてコメディか!?と思いますが

とってもまじめな映画です。

まあもちろん、がちがちに真面目なわけじゃなくて

クスクス笑えるシーンはいっぱいありますけどね☆


~~~~~~~~~~~~~~~~~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~~~~


お金持ちの未亡人であるシャオ夫人が亡くなったことで

疎遠になっていた4人の子供達がシャオ夫人の家に集まることになりました。

子供達はもうとっくに成人していてそれぞれの道を歩んでいます。

傲慢でケチでワンマンだった母親のことを嫌っていて、

兄妹間でもあまり仲良くなく、家族はバラバラ。

当然そんなシャオ夫人が亡くなっても悲しい気持ちにもあまりならないのですが

家政婦のヴァイオラが言うには、シャオ夫人の遺言で

7日間かけて中国式のお葬式をするように、とのことなのです!

仕方なく4人は協力して7日間を過ごすことになり

そこにはシャオ夫人の生前の知人であるという中国人のピアニスト、

チョウ・リン氏も呼ばれます。

果たして残された家族達は無事シャオ夫人のお葬式を

7日間かけて執り行うことが出来るのでしょうか。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


シャオ夫人の子供達はみんな個性的です。

長男のアレックスはマンハッタンで成功している医師

奥さんは元ミス台湾。

娘が一人います。
 
亡き父親が不倫していたことに怒っているのに、

自分もまた同じように不倫していることで自己嫌悪に陥っています。



長女のエリザベスは息子を亡くしたことから

夫婦仲もうまくいかなくなり離婚。

何かと悲観的になりがちです。


次女のヴィクトリアは、シャオ夫人に反対されて

黒人男性との結婚を断念。

彼の子供を一人で育てるシングルマザー

その件で母親のことを恨んでます。


末娘のメイメイは、売れない映画スターで同性愛者。

シャオ夫人のお葬式に、恋人のディーディーという

ものすごく派手なおねーさんを連れてきます。


この4人、見た目は中国人ですが

生まれも育ちもアメリカのため、

中身はすっかりアメリカン。


中国語も喋れなければ太極拳も出来ない。

ましてや中国式に7日かけて死者を弔う方法なんて

知る訳ありません。


そこで面白いのが、

「たまたま私は中国式のお葬式についてよく知ってる

のでみなさんにお教えします」

と、仕切ってくれる家政婦ヴァイオラ。

演じるのはなんとタリア・シャイア!

最近観たゴッドファーザーのドン・コルレオーネの娘役が記憶に新しいので、

マフィアのお嬢様だったのになぜ家政婦に????

と、思わず思ってしまいます。(話が違うから…)
 

でも彼女が控えめに、時にやさしく時にきびしく

このバラバラな子供達を支える姿はとっても印象的です。

きっと子供達は小さい頃、近寄りがたかった母親よりも

彼女に母性を見ていたのかもしれませんね。


そしてヴァイオラに呼ばれて中国からやってきたチョウ・リンという

けったいなおっさん。

典型的中国人という感じの彼は

よく食べ、大きな声で喋り、毎朝太極拳をしています。


でもピアノを弾かせたら超一流。

不思議な魅力を持ったおじさんです。


それにしても中国式のお葬式ってすごいですね!

7日間かけて毎日祈り、死に装束のドレスを縫い、

死者を送り出すために紙の車や家を燃やす儀式。

日本のとは全然違うので興味深く観れました。


仲の悪い兄妹が最初はいやいやながらも、

少しずつ胸の内を話したり歩み寄ったりすることで

次第にわかり合えるようになってくるところもよかったです。



出ている人達は、みんなどこかで見たことある人達ばかり。

ハリウッドで活躍する中国系俳優さん達を集めたんでしょうね~。
 

まず、メイメイの恋人のディーディー(バイ・リン)「Taxi3」

長男アレックス(ラッセル・ウォン)「ハムナプトラ3」

アレックスの妻で元ミス台湾のシンディ(ケリー・フー)

「スコーピオン・キング」に「X-MEN2」

長女エリザベス(ジュリア・ニクソン)「ランボー怒りの脱出」

アレックスの娘エミリー(ヴァレリー・ティアン)「JUNO」


みんな、ああ、あの人!!って感じの人ばっかりでした。


個性豊かな人達がいっぱい出てくる映画ですが

「家族でもないのに一体なぜここまで尽くしてくれるの?」と

子供達に聞かれた家政婦ヴァイオラが

「私はあなた達の家族よ。
昔からそう思ってるし今もそう思ってるわ」


と答えるところが一番印象的でした。


いろんな形の家族があっていいと思います。

ちなみにこの映画、最後にちょっと意外な展開になります。

うっかり油断していた私はすっかり驚かされました…。


あ、そうそう。点心っていうのは

「心に触れる」
って意味なんですってよ!

英語のセリフだと「touch the heart」とか言ってたような気がするけど
 
漢字を見るとなるほど~~って思いますね。


中華街で飲茶食べたい!星みっつ!(★★★)
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