ちょっと前になりますが
エコールを観ました。

以前から気になっていた映画ではありましたが
マリオン・コティヤールが出てるというのが決め手になりました。
インセプションでディカプリオと、パブリックエネミーズでジョニデと共演し
今ノリに乗ってる美しい女優さんですが
私が最初に彼女を見たのは
「世界でいちばん不運で幸せな私」です。
お話もだいぶ
突き抜けていましたがヒロインのマリオンがとってもキュートでした。
このエコールは、
少女だけの寄宿舎の話という設定だけは知っていたので
マリオンの制服姿満載か。。。と思ったら
先生役でした。年齢的にいってもそりゃそーだ。
そして、少女といっても思春期より更に前の
小学校低学年くらいのお子様たちがわらわらとたくさん出てきます。
森の中の秘密めいた少女だけの寄宿舎。
彼女達はある日突然棺に入ってこの寄宿舎へやってきて
ここで暮らすことになります。
もう設定だけでも
面白そう!!!な雰囲気がぷんぷんしますが
なぜ?とか
なんのために?とか疑問には一切答えてくれない映画なので
なんかこうモヤモヤしてしまいます。
そんな理屈は捨てて、
この森と少女達の風景を楽しもうよ!ってことなのかもしれませんが
残念ながら私はそんな言うほど美しい絵ではないと思いました。
耽美に走るならもっと
徹底して美少女ばっかり集めるとかすればよかったのにー。
まず主役のイリスがアジア系のガリガリのお子様でかわいくないです。
6歳から12歳までの少女達が一緒に生活をしているのですが
特にかわいい子もいなければ飛び抜けた個性の子もいない。
最年長のビアンカちゃんが
唯一可愛かったです。
あと、彼女らが来てる制服も可愛かったな☆
そうそう、他の方のブログでこの映画は金子修介監督の
1999年の夏休みのパクリだ!と書かれてるのを見かけたのですけど……
私は、どこも かけらも
似ていない と思います。まったくの別物です。
「1999年の夏休み」の方が設定もお話も出演者のルックスも
ぐっと耽美で秀逸でした。目的や方向性も違うしねー。
ちなみにこの「エコール」、原題は
イノセンスだそうです。
公開時にちょうど押井守監督の「イノセンス」とぶつかったので
制作者に了解を得て日本だけ
「エコール」(フランス語で学校という意味)にしたのだとか。
この邦題はぴったりでいいですね☆ポスターも謎めいてて素敵。
でも中身がなあ。。。
設定がワクワクするだけにちょっとがっかりです。
マリオン・コティヤールのクラシカルなレオタード姿に星みっつ!(★★★)
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